「学生の勉強会参加について」を読んで思ったこと

id:ripjyr さんに読むべし!!ってコールされた記事を今頃になって読みます。
id:indifferent さんの「学生の勉強会参加について」を読んで思ったこと。

まさしくそのとおりなんだけど…どうしようorz

全部を引用して1つずつ書いてみたいとこなんだけど、それだといろいろ失礼にあたるのかなーって思うのでもどかしいんだけど、自分が「勉強会」に「学生」が参加してほしいとこんなに騒いでる理由は*1、満ちあふれてる正なる遺産だけではなく、経験を積んだ技術者の方の中にしかない負の遺産を引き継いでほしいなって思うところもあるんだよね。

本はそんなに正しいのか。そうは思わない。

確かに、本を読めばそれなりの知識は身に付く。でも、本に書いていることがすべてでもないし、完全なる正解でもない。間違ってるコードだってそこら中に存在しているし、本だけで技術は育たない。どんなものにでも『本に書けない』ことが散らばってる。それを直に聞いたり、目にすることが出来るのが「勉強会」なんじゃないのかな。

基礎的な技術力は必要か否か。

中高生は「興味」をもてばすごい勢いで成長するんじゃないかなっておもう。その「興味」に対する「気付き」なんてえらいことは出来ないと思うから、手招きぐらいはしたいな。内容によってはそれなりにわかっていないと面白みもなんともないと思うんだけど、それはスピーカーはきっとわかって予習出したりしているところもあると思う。あらかじめこれがわかるといいですってわかってるといいんじゃないかな…たぶん。

非コミュってなに?

非コミュってなんなのかなーって思って調べてみたらはてなキーワードにぶつかったんだけど、こんなん、どうしようもないかもなぁ。「自分、非コミュなんで参加できないんです」っていわれたらそれまでだもん。具合わるくしたり、気分悪くするくらい、無理にまで参加してほしいと思わない。本読んでネットで調べて自分でやってみて技術身につければいいんじゃないかな。楽しくない時間なんてもったいないだけじゃん。限りあるんだし。
その壁を越えて参加してみたいと思うような内容だといいんだろうね。

そして、プログラミング/セキュリティ系には非コミュ人間が多い(という想像)
学生の勉強会参加について(indifferentの日記@数学、物理、技術ほか)

いや、これはどうかな。両極端だとは思うけど、自分の周りの人に関していえば、その非コミュ人間っていない。「だって、勉強会参加してる人ばっかっしょ、周りの人」って言われればそれまでかもしれないけど、共通のプログラミング言語を取得している人たちのコミュニケーション能力はすごいよ。海超えるもん。あの盛り上がりは見ててすごく楽しい。1人の疑問を数人で解決させたり、俺も俺もみたいなかんじで盛り上がったり。ぶっちゃけ、非コミュ人間で多いのはWebデザイナー関係じゃない?プログラマーさん達って集まってお話しするの好きな人多いもの。感性の話ではない、共通の何かがあるからなんだろうね。

勉強会って何やってんだろうね。

あー、ちょっとこれに深く話すとかなりたくさんの人を攻撃しそうな気はするから深くは書かないけど、「何をやってるか」っていうより、自分が「何をしたいのか」って思って参加してみたり、参加者の話を読んだり聞いたりするといいかもしれない。
家で本を読むより意味があるのかってなると、「話を聞く知識の隙間」があるのであれば、確実に意味があると思う。本に書かれていないことって多いし、本を書いてる人がすべてじゃない。技術者なんてそれどころじゃないほどいる。いい経験も悪い経験も聞いてほしいって思う。

ヒツレイなことを言われたことは…そんなにないなぁ。

「大人」と会話するのに気をつけなきゃならないことなんて、常識に外れた話をしなければそれでいいんじゃないかな。その場にそぐわない話題や話し方。そんなの大人も学生も関係ない。その場にいる自分を含めた様々な人たちが楽しく過ごせるのであれば、おかしい話にはならないと思う。
そこでの話す経験が、やがていい方向に進んでいくと思うけどね。

そうだ!はっきりしろ!ごめんなさいごめんなさい><

交流会なのか勉強会なのかはっきりしろ
学生の勉強会参加について(indifferentの日記@数学、物理、技術ほか)

じゃぁ、この2つの境目ってなんだろうね?
例えばだけど、Rubyの勉強会があってとあるアプリの作り方を「勉強」してきたとする。隣の席の人となぜか話が盛り上がっちゃって、自分が悩んでいたRubyを書くときのツールのことをその人に聞いてみたらいろいろ話を聞けて、自分もその人に話をして「交流」できたとする。これは、勉強会?交流会?
とある勉強会に参加したら、ネット上ではそんなにいなかった同地区に同じ言語を操る技術者がいた。何となく嬉しくってその人と情報を交換した。これは交流会?勉強会?
きっと、はっきりしろ!っていう気持ちが浮かぶのって、いくつか理由があって、入りにくい仲良しこよし空気が出てたりしてるとこもあるだろうし、勉強会じゃない!そのあとの懇親会という名の飲み会が本番じゃ!っていうのを読んだりするってのもあったりするんだろうなぁ。どれも悪いことじゃないんだけど、学生であっても女性であっても初めましての人であっても、これじゃぁ参加しにくいよね。

とりあえず、参加してみようか。学生主体の勉強会から。

何度も参加してます!!!!!!!!!!っていう方だったら本当にごめんなさい。
今はちょっと前と違って、高校生とか大学生、中学生とかもう、学生さんが主となって動いている勉強会ってたくさんあるんだよね。大人が多そうな勉強会に参加し始めるよりは、まず、こういう近い空気感を持った人たちが多そうなところに参加してみるといいんじゃないかなぁ。
学生プログラマー勉強会
学生カンファレンス同好会(gconf)

総括

耳の痛い話でした。全くもってそのとおり。じゃぁ、どうしようかってなると立ち止まっちゃう感じ。どんどん、「学生さんが勉強会についてどう思っているのか」っていうお話を聞きたいです。はい。
なんかもう、どうしようもないけど平謝りしちゃう感じだと思うけど…。

*1:若い子大好きっていう話は棚に上げておく。