どうやったら背中を押してあげれるんだろうか。

若い子が好きでしてね。できればどんどん表に出てきてほしいわけですよ。自分が出来る事というのは限られてるし、手っ取り早くできるのが勉強会への参加を促すわけで。もちろん、勉強会がすべてではないのでその他本人の興味のあるイベント含むんですが、どんどんでてきてほしいわけです、埋もれてないで。

「現役中学生「厨房IT」の、OS開発に明け暮れた夏休み」を読んで

先日公開された「現役中学生「厨房IT」の、OS開発に明け暮れた夏休み」を読んで思ったんですが、na-toiさんの踏み出した一歩ってすごいなぁと。技術的な部分は別ですよ。セミナーであったり、勉強会であったり外に出て様々な方と交流を持つ。技術話とか好きなことや興味のあることに対して年齢云々ってどうでもいいことなので、本当にいろいろな交流を持てたんだろうなって。
そこで作ることの出来た交流をそのままにはしないでどこかでつなげる。それはblogなのかもしれないし、twitterなのかもしれないし、次の勉強会かもしれないし、また別の勉強会なのかもしれないし。どこでどうなるかがわからないけど、大事にしているのがすごいと思う。一期一会を無意識なのか実践してるんだろうなぁ。

伊藤さん*1には本当に感謝してます。そういったコミュニティ活動やいろいろなネットワーク、人とのつながりを大事にするというのは素晴らしいことだと思いますから。僕も、いまはいろいろな勉強会や懇親会に参加して、たくさんの方とお話ししたり、周りの人を勉強会に誘ったりしています。やはり、実際に顔を合わせてさまざまな人と交流してこそ得られる「良さ」というものが、勉強会には間違いなくあると実感しています。
現役中学生「厨房IT」の、OS開発に明け暮れた夏休み

誰かがいると安心して参加できるのは事実

まず、すごい人に出会ったなぁって思うんだけど、たしかにこれはあると思う。

「OSを作りたい」っていったら、「ちょうど次回のカーネル読書会のテーマが『自作OS』だよ、おいでよ」って。実はカーネル読書会のこと自体はその前から知っていたんです。初めて知ったのは、ニコニコ動画にアップされたカーネル読書会の動画を見たときでした。そのおかげで、なんとなく雰囲気は分かっていたのと、伊藤さんが誘ってくださったのとで、行きやすかったんだと思います。
現役中学生「厨房IT」の、OS開発に明け暮れた夏休み

誰かが誘ってくれると行きやすいし、知ってる(実際に会っていてもいなくても)人がいるといないとではきっと参加することの敷居が低くなると思ってる。自分もそうだった。
いまはなんかもう、結構ひょいひょい出かけちゃうけど、最初は気が進まなくって。もともと人見知りだし、しゃべり下手だし、口べただしで社交性ゼロな訳なんですよ。そんなんが勉強会にホイホイと参加するようになった。これはもう、参加慣れもあるし、知ってる人が増えてきたっていうのもある。先方は自分のこと知らないことも多いけどね。そんなもんです。

情報収集は大事だよなぁ。

セミナーであっても勉強会であっても告知や参加報告、Ustとかの動画の情報を収集しないと何も始まらなくって。発信する側も気を配らないといけないんだけどね。
その情報を見つけないと何にも参加が出来ないんですよね。その為には自分のアンテナをひろげなくちゃいけない。きっとna-toiさんのように「自分でOSつくってみたい」と思っている人や、すこし面白さが見えれば同じく作ってみたいと思うような予備軍の人ってもっといると思うんですよ。そういう人をもっと表に出て来れるような環境になるといいなぁって思って。もっと言えばもう少し身近にもいるんじゃないかな…と。埋もれてちゃもったいないなってね。

学生さんたちの参加を増やすための1つの考えなのかな

有名人deほいほいじゃないですけど、そういうのもあまり好きじゃなく。もうすこしフランクに参加してほしいなぁと。じゃぁどうしたらいいのかなっていつもなんかぐるぐる回ってしまう。
きっとその本人になにか伝えれるくらいになれればいいんだけど、そこまででもないし、技術力があるわけでもないし。うむー。

*1:スタジオブックマークの伊藤正宏さん。自分は勉強会カンファレンスで一度お会いできたかな…